今日は‼ 石井です。
此の所、忙しさにかまけて更新が遅れておりました。
すみません。(^_^;)
今日の日経に『バリアアリー』の特集記事が載っていましたのでご紹介しますね。
皆様は『バリアフリー』は常々聞いていると思いますが、『バリアアリー』は
初めて見る単語ではないでしょうか?
これは山口市にある社会福祉法人が始めた仕組みです。
現在の多くの介護施設が上げ膳据え膳の手厚い介護ですが、この介護が逆に利用者の
生活力を奪う矛盾があり、『バリアアリー』の考え方は『自ら動き、選ぶ事で回復できる』
事が主な目的だそうです。
この山口市の介護施設は、廊下には手すりがなく、段差も多いので、利用者の方は
家具などをつかまりながら歩くそうで、昼食時には足の不自由な人ですら歩いて
自分の料理を運ぶとの事です。
また、施設の過ごし方もお仕着せではなく、陶芸や料理教室など200種類から
本人が考えて選ぶ仕組みになっているそうです。
この方法で『通ううちに要介護度が軽くなる人が多い』事が広まり70件以上の
病院などから問い合わせがあるとの事です。
私も建築に携わっている1人として、常日頃から『バリアフリー』住宅を手がけており
ますが色々と考えさせられる内容ですね。本当に勉強になりました。(*^_^*)